【高松の新名所】JR高松駅ビル「高松オルネ」に、 学生のアートパネルを展示。

オープン以来賑わいをみせる新駅ビル「TAKAMATSU ORNE」の北館4階にある「オルネアートギャラリ—」の壁面を彩っているのは、学生によるアートパネル。

(株)スペース(東京都中央区)が企画し、産学連携アートとして香川短期大学(宇多津町・加野芳正学長)デザイン・アートコースの1・2年生が、「瀬戸内海の穏やかな波」をテーマに制作した作品である。角度によってキラキラと輝く波をバックに、うどん、オリーブ、うちわなど香川の特産品を、330㍉角のパネルを組み合わせて表現している。

昨年夏からプロジェクトを始動し、ビーチクリーン活動の一環として海辺のペットボトルのフタや空き缶などの海洋廃棄物を収集し、アートに変化させた作品。デザインリーダーを務めた、大村菜奈さんと鈴木莉緒さんは、「漂流物を集め、パネルに貼り付ける作業は苦労しましたが、観た人に瀬戸内海の魅力を感じてもらえれば」と話す。 作品は夏ごろまで展示予定。オルネアートギャラリ—では、今後も地域情報発信拠点として、また、撮影スポットとして、地域の人とともにこの場所を彩っていくそうだ。

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