婚姻年齢の平均は年々上昇しており、初婚は男女共に20代後半~30代前半で、再婚は男女ともに30代後半~40代前半となっている。この結果を受けて、将来子どもをもつことの意識や、妊活・出産に関するアンケート調査を実施した。
「将来、子供を希望するか」調査したところ、約55%が子供を望んでいないことが分かった。また、子供を希望しない人に「希望しない理由」を調査したところ、「年齢的な問題」という回答が一番多い割合を占めた。このことから、晩婚化が出生数減少の原因に寄与していることが考えられる。
「パートナーと協力して妊活に取り組んでいたと思うか」という調査結果を見ると、一見、平等に取り組めているように見えますが、男女での妊活に対する意識に差があった。
「妊活に向けて重要だと思う取り組み」について調査をしたところ、全ての回答で男性が女性を下回る結果となった。特に差が見られた項目は、「食生活を改善する」「妊活に関する正しい情報を集める」「禁酒・喫煙を行う」「不妊治療専門のクリニックへ行く」の4項目であり、男性は女性の約半数以下の結果に。
この結果から、女性の方が嗜好品を我慢したり、クリニックに通ったりと自身の生活を変えて熱心に取り組んでおり、負担が大きくなっていることに比べて、男性側はどこか他人事になってしまっており、積極的に取り組んでいる“つもり”でも意識の差が生まれていると考えられる。
この男女間の意識の差がパートナーとの不仲やセックスレスなどにつながりまた別の理由での出生率低下につながってしまう可能性も考えられる。
HOMME(男性)とTECHNOLOGY(テクノロジー)をかけ合わせた造語で、男性特有の健康課題に対し、正しい情報や正しいケアを提唱していくことで解決するメンテックブランド。 「HOMTECH」公式サイト:https://homtech.angfa-store.jp/
【調査概要】① 時期:2024年6月 対象:10~50代の男女(男性150名、女性150名) 方法:Web調査
② 時期:2024年3月 対象:20~70代未満の男女(4,700人) 方法:Web調査
アンファー株式会社は、1987年に会社設立。「予防医学」をタグラインに掲げ、“「いつまでも美しく、健やかに生きる」というエイジングケア・ライフスタイルの実現を目指す”トータルヘルスケア・カンパニー。多くの医師や臨床機関・研究機関との密接なリレーションを構築しながら、「スカルプD」シリーズをはじめ、化粧品、食品等、様々なエイジングケア商品・サービスの企画・研究開発および販売を行っている。2019年4月10日より、“Dクリニックグループ”※に参画。
※Dクリニックグループは、「医学」を背景として、共通の目的と理念を実現するために、企業、クリニック、NPO法人団体等により発足したグループです。