(一社)四国ツーリズム創造機構(香川県高松市サンポート)は、全日本空輸(株)とタイアップした「ANA誘遊四国キャンペーン」が今年20周年を迎えること、さらに来年の大阪・関西万博、瀬戸内国際芸術祭を契機に訪れるインバウンド客を四国に呼び込むことを目的に、オーストラリアの現地旅行会社の担当者を招き、四国を視察するツアーを行った。
7月31日に香川県の小豆島と直島を訪れて自然やアートを満喫し、翌8月1日は栗林公園を散策した。栗林公園では、「英語を話すことができるガイドさんは常時いますか」など質問をしながら「日本の庭園の中でも、和船に乗ることができるのは珍しい」と賞賛し、これからパッケージプランを検討したいと話した。また、見どころをマップに落とし込む姿も見受けられた。
今回の視察ツアーでは、道後温泉(愛媛県)、高知城、阿波おどり会館やあわぎん眉山ロープウェイ(徳島県)などを訪れた。 オーストラリアから四国へのアクセスは、シドニー空港から羽田空港第2ターミナル到着後、そのまま第2ターミナルから四国各地へと乗り継ぎもスムーズに行うことができることから、旅行需要が期待されている。