(公財)オイスカ四国支部(泉 雅文会長)と四国研修センターはこのほど、「第30回 オイスカ四国のつどい」をホテルパールガーデンにて開催した。
同日、オイスカ本部の中野悦子理事長はじめ多くの来賓が出席した。
オイスカは1961年に日本で設立された民間のNGO団体。国内や海外で農業を中心とした人材育成・農村開発・植林プロジェクト・環境教育プログラムなどを展開している。
国内には4ヵ所の研修センターがあり、その一つである綾川町の「オイスカ四国研修センター」では、アジア・太平洋地域の研修生を招へいし、日本の農業や食品加工技術、地域マネージメント研修を実施し、途上国のリーダーを育成・技能実習生の受入をおこなっている。
開会に先立ち泉会長は「〝四国のつどい〟が30回という節目を迎え、何事も継続していくことの大切さを実感している。今後も民間との繋がりを深める重要な役割を果たしていきたい」と挨拶。
中野理事長は「皆様のご協力もあり、オイスカは、精神と物質が調和した世界を目指して60年以上も今日まで活動することができた。
これからも、世界が平和な方向に向けて進んでいくように努めていきたい」と笑顔を見せた。
続いて、来賓祝辞をはじめ継続会員の継続会員・四国支部紅陵社の表彰がおこなわれた。
中野理事長による講演会「オイスカ活動に生きる日本の精神文化」では、参加者にオイスカとしての活動の在り方を改めて見直す貴重な機会となった。
その後開催された懇親会では、出席者が互いに親睦を深めながら、国内における森林保全活動や人材育成等に士気を高めた。