百十四銀行(香川県)と日本航空は、地方銀行と初となる 包括連携を締結  

百十四銀行(綾田裕次郎頭取)と日本航空㈱は、包括的な連携のもと、観光振興などを中心とした地域活性化の取り組み等を協働し、香川県内における地域創生の実現を目的とした包括連携協定を締結した。

今回の包括協定は、両社が1月に瀬戸内国際芸術祭の会場の一つ三豊市の粟島について、観光客の受け入れ体制などを共同で調査し、アイデアを瀬戸芸の実行委員会に提言。この取り組みがきっかけとなり、締結する運びとなった。

日本航空が地方銀行と包括協定を結ぶのは初となる。

式典が行われた百十四銀行本店では、同行の金本英明常務と日本航空執行役員の宮坂久美子西日本支社長が登壇。

締結にあたり金本常務は「本協定締結を機に、県内の観光分野・地域産品などの振興において、両社が持つノウハウとネットワークを活用しながら、様々な面から地域の皆様をサポートしていきたい」と挨拶。

宮坂支社長は「香川県の魅力を、多くの外国のお客様、日本各地のお客様にお伝えしていきたい」と述べ、その後、両名が協定書に署名を行った。  協定締結による事項は次の通り。

▽観光客の誘客促進・観光地活性化などの「観光振興に関する事項」▽地域への移住・定住促進や、継続的なサポート体制構築などの「交流人口・関係人口の拡大に関する事項」▽情報発信や販路拡大などの「地域産品の振興に関する事項」▽観光に対する機運醸成や人材育成をテーマとした研修・セミナーの開催を目的とした「その他、地域活性化に資する事項」

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