【高校生ビジネスプラン・グランプリ】 香川県立高松高等学校が準グランプリに輝く

日本政策金融公庫はこのほど、第9回「創造力、無限大高校生ビジネスプラン・グランプリ」の最終審査会を東京大学で開催。

当日は、応募総数3087件(353校)の中から特に優秀なプランと認められたファイナリスト10組がプレゼンテーションを行い、香川県立高松高等学校が準グランプリを獲得した。

準グランプリを受賞した同校のプラン「Make happy week〜自分を好きになる1週間〜」は、生理用品の購入・寄附、カウンセラーへの相談、生理に関するさまざまな情報の取得が可能なアプリの開発を目指すもの。アプリ収益金、スポンサー料を財源に生理の貧困に苦しむ人へ生理用品を寄付するなど、生理の悩みに直面する中高生等若者を支援するプラン。

コロナ禍によって表面化した生理の貧困問題を解決するビジネスプランとして高く評価され、今回の受賞に至った。

プランのポイントとして、専用アプリの利用により、自分に合った生理用品の小丹生が可能となり、生理の悩みについても、他者に知られることなく専門家へ相談できる。

また、生理の貧困問題を解決したいという個人や企業からの寄付等により、生理用品購入が困難な人への支援が可能となるもの。

日本公庫は、今後も高校生などの次世代を対象に、起業教育の取り組みを通じて、創業マインドの向上や地域の身近な課題に目を向けるきっかけをつくり、起業や地方創生に向けた動きの拡大を図っていく方向性だ。

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