廃プラスチックの循環に取り組む㈱NEWM(プラスチックリサイクル業)に注目! 〜稼働を始めた香川工場〜

プラスチックリサイクル業の㈱NEWM(鹿児島県 小山幸太郎社長)は、国内資源循環の推進を目的に、2021年6月より香川工場(高松市香南町西庄3131−6)を稼働。

廃プラスチックから印刷済みのフィルムなどの処理に頭を抱えている企業の要望に応えるほか、リサイクルプラスチックの仕入を検討している企業に向けての卸も承っている。

同社は、生産工程で生じる廃プラスチック製品を回収し、マテリアルリサイクルを用いることで『再生ペレット』の生産体制の強化を図っている。

再生ペレットは、プラスチックなどのリサイクルされた材料を再生し、ペレット状に成形したもの。

これらは食器やプランター、ポリ袋のほか、衣類や家電製品など幅広い製品に活用され、廃プラスチックの削減と資源の再利用が促進されることで環境問題にも有効だと注目されている。

再生ペレットの品質規格が厳しい国内においても十分にクリアできる技術力、他社にはマネできない発想で、廃プラスチックの循環に取り組むなか、中四国エリアでの資源回収にも余念はない。

香川工場では、廃棄物や使用済み製品を再利用し、新しい製品の原材料として再生する『マテリアルリサイクル』、使用済み製品を再び元の形態や別の形態に戻って利用される循環的なプロセスをおこなう『ケミカルリサイクル』、廃棄物を熱エネルギーに変換して有用なエネルギーを回収する『サーマルリサイクル』が主流となる。

また、大手飲料メーカーとのタイアップも実施しており、ペットボトルのキャップを飲料水の収納かごに再生させるといったストーリー性のあるSDGsにも注力。

企業が求めている自社製品のリサイクルフロ—の要望に応える再生技術に応えられることが、NEWMの強みだと言える。

真鍋健二工場長は「品質・ご希望に応じながら、お客様に信頼される企業として成長していきたい」と述べ、今後は関西エリアへの進出も視野に入れており、高度な技術を駆使したリサイクル事業に今後も注目していきたい。

 ℡087−813−9644

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