「藝術喫茶清水温泉」を魅力日本一の銭湯カフェにしたい!  ゲストハウス併設の支援へクラウドファンディング

藝術喫茶清水温泉(運営:合同会社ふくぞう、香川県多度津町本通1丁目7番8号、代表:日高 明道)は、香川県多度津町のランドマーク100年の時を刻む元銭湯「藝術喫茶清水温泉」で、魅力ある宿泊型銭湯カフェとして新たな町の活性を目的にゲストハウス併設実現に向けた工事費を募るプロジェクト(READYFOR)を立ち上げた。

本プロジェクトURL: https://readyfor.jp/projects/shimizu_0321

4年ほど前に大正末期創業平成初期に廃業した町の銭湯遺産「清水温泉」を改修、そして2018年5月26日よりアートカフェ「藝術喫茶清水温泉」として営業している。

古き良き町の銭湯の姿を復活させた店内は、アートカフェという名の通り、壁画をはじめとする画家ヒダカナオトの作品と融合した空間になっています。

現在、銭湯遺産を先の未来へ繋ごうと今年の7月から老朽化する建屋の緊急工事を沢山のご支援により実施しておりますが、当時銭湯を経営されていたご家族の家屋(銭湯敷地内)の老朽化問題に直面した。そこでこの度、そうした崖っぷちの現状を打破するため「ゲストハウス併設」で魅力日本一の銭湯カフェを目指すプロジェクトを立ち上げた。

当代家主様や古民家改修事業専門家の方々に相談した結果、家屋部分を改修し、趣あるお風呂場のあるゲストハウス併設計画を進める事にした。レンガ煙突や屋根保護工事に合わせ、プロジェクトの一部工事も既に進めている。

■藝術喫茶清水温泉について

藝術喫茶清水温泉では、その時々で遺された古い暖簾を掛け替え営業しており、店内の浴槽は客席となっており、ヒダカナオトによる壁画は多度津町の町花である桜をモチーフにしている。

シンボルはレンガ煙突。

損壊していた煙突の根本の屋根を補修することができたものの、補修はまだ必要なのが現状という。

また、多度津町本通は金毘羅参詣繁栄の面影を遺しています。

古くからの港町である多度津町は、金毘羅参詣の玄関口・北前船の寄港地として、江戸時代後期から近代にかけて大いに繁栄しました。本通はわずか400m足らずの区間、その歴史を語る貴重な古民家が散在するレトロな通り。365日、24時間明かりを灯して、夜間のウォーキングされる地域住民の方々にも喜ばれている。

■プロジェクトのきっかけについて

進行中の補修工事から間もなく、コロナ禍に負けない地域資源の活用を目指しているものの、コロナ禍が長引き先行き不透明な状況の中で、逼迫する建屋補修工事を始めている。

やっとの思いで補修の目途が立ち、これからと言うところですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きな壁となって立ちはだかっている。

観光拠点を目指す当店の特徴から、他県を含む町外からのお客様が中心となっており、高齢者の方々が多く居住されている地域事情も踏まえ、時短営業等、徹底した新型コロナ感染拡大防止対策に努めながら営業を進めてきた。

この間の来店客数の激減が響き、売上げはコロナ禍以前と比べ約40%減の状態が続いているところ。

しかし、ピンチをチャンスにするべく、昭和レトロな趣を壊さずに思い切ったゲストハウス併設計画で地域資源「藝術喫茶 清水温泉」のさらなる活用を敢行しようと決意した。

皆さんと共に築き上げてきた地域資源(藝術喫茶清水温泉)を活かし、今こそ地域経済復活の狼煙を上げるほどの気概を持ってコロナ禍に挑む「ゲストハウス併設計画」を実行し、一層充実した観光拠点化で地域経済循環に貢献したいと考えています。

開業時にテレビの生放送で「この場所を日本一の銭湯カフェにする」と宣言した言葉通り、日本一の銭湯カフェが地域を盛り上げ、コロナ禍に屈しない地域経済循環の役割を担おうと本プロジェクトを立ち上げた。

■プロジェクトで実現したいこと

貸し切りゲストハウス「空と家」を併設します。

昨年、清水温泉の裏庭を改修し新たな飲食スペース、通称「back yard」を作りました。完全屋外、少人数で貸し切りができるという、コロナ禍でできる何か新しいことを模索した結果生まれた場所。

そのback yardには、当時清水温泉を銭湯として経営されていたご家族の家屋が隣接していて、今回その家屋を改修し、より複合的で魅力あるサービスが提供できる施設を実現させたいと考えている。

ゲストハウスのお風呂浴槽は陶器風呂を予定。もう一度、瀬戸内の青い空の下で新しい風の育みが生まれるようにと願いを込めて、「空と家」と名付けた。藝術喫茶清水温泉の裏庭「back yard」。昨年、雑草が生い茂り荒れ放題になっていた裏庭を改修し新たに生まれたスペースで、ロフト付きカフェや、手作りピザ窯、ヒダカナオトの立体作品などを楽しめる空間にしたい。

※本クラウドファンディングで実施するプロジェクトでは、履行のために旅館業法の簡易宿所営業許可が必要となるため、現在、行政協議を進めており、本プロジェクト実施である令和4年2月20日までには、旅館業法の営業許可の取得を行う予定。

■リターンについて

琴平町の老舗染物屋「染匠 吉野屋」四代目・大野篤彦氏と画家ヒダカナオトのコラボによる返礼品の品々を中心に用意。讃岐のり染めアイテム以外にも、プロジェクト完了後にご使用いただける「お試し入浴券」と「お試し宿泊招待券」。(共にヒダカナオトによるデザイン)

藝術喫茶清水温泉を経営する傍らで、移住したい都道府県上位の香川県多度津町で2年前から「かがわ暮らし応援隊」の活動にも取り組んでいて、本プロジェクトが多度津の魅力をさらに高め、香川県移住のきっかけに繋げていきたいと意気込む。

■クラウドファンディング

支援募集金額:¥2,000,000

実施期間  :2021年11月1日~2021年12月20日

■プロジェクト終了要項

オープン完了予定日:2022年2月20日

■プロフィール

大正末期に創業し平成初めに廃業した香川県多度津町の元銭湯「清水温泉」。

2018年5月26日に「藝術喫茶清水温泉」として生まれ変わった。

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