トイレの蓋閉め徹底、コロナ禍の安心と広報を一度に 《アドレット〜松浦産業(株)》

消石灰が塗布されたシートをトイレの蓋裏に貼り付けることにより、ウイルスや菌に含まれる水分が強アルカリに変化、ウイルス等の増殖を抑制する。
『アドレット』は、A4サイズで、フラッグス(株)(熊本県 松江慎太郎社長)が商品開発し、現在全国4社が特別代理店、約50社が代理店として販売している。

香川県では、松浦産業(株)(善通寺市上吉田町270—1 松浦公之社長)が、特別代理店となり、また自社工場での製造を含め共同で事業展開中。

2020年には既に、感染症対策として、トイレの蓋を閉めて汚物を流すようにと有識者からの提言があったにもかかわらず現在もトイレでの感染が盲点といわれている。

手に触れる『取っ手』のトップメーカーとして、衛生事業にも注力し、新事業として『アドミット』の製造販売をスタートしたという同社。(公財)かがわ産業支援財団の感染症・災害対応製品開発促進事業補助金の支援を受け、今年は新型コロナウイルスを使って抗ウイルス効果の実験を行った。

ウイルス性胃腸炎、細菌性胃腸炎、夏風邪などのトイレでの感染対策に加え、新型コロナウイルスでも5分後に99,63%、30分後には99,98%の不活性化によるウイルスの減少率を示すことが出来た。


企業側がシートの一部を製作しCSR活動や広報にも使用できる。トイレ環境の改善を促しながら、PRもできると一石二鳥だ。

一枚で6ヶ月使用可能で1980円(税込み)。

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