香川県内最大規模の樹木葬霊園が誕生 宗教的マイノリティ、性的マイノリティ、ペットも利用可能

 ㈱綾川葬祭(綾歌郡綾川町 伊藤雄介代表取締役)は4月24日、社会問題の解決に役立てればと、エリア初となる樹木葬霊園「綾川樹木葬」をプレ開園した。

 霊園は、香川県立農業経営高校の西にある光貴寺の墓地霊園の一角。経営主体は光貴寺菩提院、綾川葬祭が管理を担当する。

第一期は約200坪の広さに110区画を整備。第二期エリアを含めると約600坪という香川県内最大規模、県内で初めて葬儀社が管理運営する樹木葬霊園となった。

樹木葬とは、樹木や草木を墓標にして自然に還る埋葬スタイル。石材プレートの下に、骨壺などに入れた遺骨を埋葬する。

同園では桜の木をシンボルツリーにし、県木であるオリーブの木と、綾川町木である梅の木を植栽した。

核家族化や人口減少が進み、お墓に関して「子どもに墓のことで負担をかけたくない」「墓の世話をする跡取りがいない」「県外に暮らしていて墓参りができない」ほか、様々な悩みを抱えがち。永代供養をする樹木葬なら、跡継ぎ問題や管理人不足を心配する必要がない。

さらに同園の特長は社会的少数派への配慮。既存の樹木葬霊園の多くは、仏教徒だけ、宗旨宗派限定など制約があり、宗教的マイノリティ(キリスト教やイスラム教、新興宗教など)や性的マイノリティ(同性同士、友人など)が安心して利用できる霊園自体、県内にほとんどないのが現状。また、ペットとともに眠ることができる区間も用意している。

管理運営の同社が、生前サポートから葬儀、供養のサポートまでワンストップで、寄り添ったアフターサービスを提供する安心感は大きい存在。

生前契約も受付中、おひとりから家族(最大8名)まで納骨可能。ひとり30万円(税別)より。綾川葬祭のアイカード会員向け優待価格もある。

開園日の4月27日から5月8日は現地見学イベントを開催。10時〜16時。

詳細はフリーダイヤル0120-101-109

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