【香川AI事情】 〜今年大きな発展となるか?〜 香川高専発ベンチャー誕生

(画像1)  香川県坂出市出身の東京大学大学院工学系研究科、松尾 豊教授。2019年には専門の人工知能(Artificial Intelligence)を用い、地域課題の解決を目指すサテライトを三豊市及び香川高専と共に開設。現在、(一社)みとよA I社会推進機構(MAiZM)として、広域自治体(三豊市、丸亀市、善通寺市、観音寺市、琴平町、多度津町、まんのう町)とも、事業に取り組んでいる。

(画像2) 坂出市(有福哲二市長)とは、4月11日に東京大学大学院の松尾 豊教授は、坂出市における政策課題等に対し、政策アドバイザーに関する協定を締結した。これにより、坂出の高校生にもいち早くデータサイエンス、A Iについて受講ができるように注力していくこと、またA Iを活用したまちづくりに推進していく。

(画像3) そして香川高等専門学校(田中正夫校長)から松尾教授の元、若い事業者も生まれてきている。この春、詫間キャンパス、電子情報通信工学専攻を修了した2名がベンチャー企業、(株)D—yorozu(ディーヨロズ 三豊市財田町M Ai Z M内)を1月29日に設立した。

代表取締役社長C E Oは、柏原悠人氏(2000年8月生まれ、琴平町出身)、取締役社長C T O(Chief Technique Officer)に山田 斉氏(2000年9月生まれ、まんのう町出身)。香川高専生の起業はPanda(株)、(株)三豊A I開発に続き3社目。松尾教授は全国の高専生の企業に対し、定期的にミーティングをおこなっており、企業や専門家とのマッチング等のサポートをしている。ミーティングには全国の高専から起業した7名程が参加しており、そのうち3名が香川高専出身者。

(画像4)  県内でのA I、A Iディープラーニング、D X化に大きな役割を担っている教授に多くの期待が寄せられている。話題の米国企業Open AIが公開したチャットG P T(Generative Pre-trained Transformer)については、既に第4次A Iブームに入ったと、教授は確信を持って語っている。

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