四国遍路の世界遺産登録に向けた活動支援を続けるアサヒビール㈱、アサヒ飲料㈱は今年度も「四国遍路を世界遺産に」キャンペーンを展開。
先ごろアサヒビール東四国支社の太田勝之支社長、アサヒ飲料中四国支店四国支店の赤西智実支店長が、四国遍路世界遺産登録推進協議会の副会長も務める池田豊人知事を訪問。取り組み概要を説明した。
2010年から支援事業に取り組むアサヒビールは、11月7日より四国4県限定販売のデザイン缶「アサヒスタイルフリー〈生〉四国遍路を世界遺産に」を含む、発泡酒「アサヒスタイルフリー」と焼酎「一番札」、アサヒ飲料は「アサヒ おいしい水」の一部を対象に、売上の一部を四国遍路の世界遺産登録のため活動する団体にそれぞれ寄付する。対象期間はスタイルフリーが11月中旬まで、一番札は今年6月から12月、おいしい水は10月16日から11月18日まで。
アサヒビール太田支社長は「シンボルマークを記載したシンボル缶の販売により、遍路道周辺の環境整備を始めとする世界遺産登録に向けた機運を、店頭から醸成していきたい」、アサヒ飲料赤西支店長は「ラベルレス商品の先駆け企業として新たなラベルレス、PRに努めているが、今回シンプルエコラベル商品もキャンペンの対象とした。アサヒビールとともに四国遍路世界遺産登録を盛り上げていきたい」とあいさつ。池田知事は協力への感謝の気持ちを伝えた。
2社合わせ、これまでの累計寄付金額は2,850万1,460円。