フランスで親しまれているデザートの一つ、チョコレートムース。「フランス最高のムース・オ・ショコラ」を決定するコンテストで優勝したカトリーヌ ブレアさんは、田園の広がるノルマンディ地方に生まれ育った。
２０１８年にBy Catherine Breard（株）（東京都）を設立し、デパート等でポップアップストアの出店をし、日本でも人気を博している。フランスNo.1のショコラティエと（株）サニーサイドの多田周平社長が出会った。
ハンディキャップのある人たちを積極的に雇用し、居場所作りを続けるサニーサイドの多田社長との共通点はチョコレートと雇用。 「まんのう町の風景は故郷によく似ている」と多田社長に語るブレアさん。 ブレアさんは、子供の頃から地元の食への関心が高く、ノルマンディの農家によく出入りしていました。
その後、職業安定所で働き、障がい者雇用に注力しておりました。息子からは、「いつかは、本当に情熱を注げる事をして」と言われ、思い切って出場した初めてのコンテストで優勝したのです。
その時、私は59歳。１年間ル・コルドン・ブルーで学び直し、プロのショコラティエの国家資格も取りました。
多田さんとの出会いでは、同じユニバースに生きていると感じました。ムースの他にも、パレ（焼き菓子）を販売予定ですが、パレ作りはラボを作って、障がい者６名に担って貰っています。 お菓子と一緒に、何歳からでも挑戦できる姿、情熱を皆に見て貰いたい。人生を楽しむ事を伝えたいのです。
カトリーヌ・ブレアのチョコレートムースの販売は、１月中旬頃を予定。まずは、共同制作したサニーサイドフィールズの特設ページでのオンライン販売。そして都市部のデパートでのポップアップショップで販売が予定されている。合わせてチョコレートとへーゼルナッツを使ったパレの販売も予定されている。
