【マンダリン オリエンタル ホテル グループ】東京に次ぐ国内2ヶ所目となる瀬戸内エリアに3軒の新規リゾートホテル構想を発表

世界各地で高級ラグジュアリー・クラスのホテル、リゾート、およびレジデンス施設を所有・運営するマンダリン オリエンタル ホテル グループは本日、風光明媚な瀬戸内海周辺に、マンダリン オリエンタル 瀬戸内という名称のもと、3軒の個性溢れるブティックタイプのホテルを開業する計画を発表した。数世紀に渡り受け継がれてきた伝統技術を駆使し、日本の卓越した技巧を各所に取り入れ、2027年から2030年にかけて順次開業の予定で、瀬戸内地方の伝統と歴史に敬意を払いつつ、ラグジュアリーなホスピタリティ市場における新たなベンチマークを設定することを目指している。

左側のビル(高松ターミナルビル)の手前側の敷地に新ホテルは建設される。ちなみに中央のビルは四国一の高さを誇る高松シンボルタワー、手前のドーム状の建物は建設中の香川県立新アリーナ(完成の暁には中四国一の規模となる)。

荘厳な雰囲気を有する景観や海岸線、静謐な美しさ、古くからの伝統に彩られた魅力的な歴史、芸術、工芸、文化との深いつながり、そして高雅な食文化などを兼ね備えた瀬戸内のユニークな魅力に匹敵する旅行地は、世界でも数少ないだろう。瀬戸内への玄関口に開業するマンダリン オリエンタル 瀬戸内 高松は高松駅に隣接し、高松空港からも車でわずか30分程のロケーションに誕生する。

今回の発表にあたり、マンダリン オリエンタル ホテル グループの最高経営責任者、ローラン・クライトマンは次のようにコメントした。

「瀬戸内は、好奇心旺盛かつ目の肥えた世界中の旅行者から愛される、日本の中でも特異な地域です。当ホテルグループのファンは、それぞれ異なる独自の特徴、環境、周辺地区の散策方法、ホテルが企画する様々なアクティビティを体験することで、日本国内でも比較的知られていない瀬戸内の魅力を、驚きとともに発見することになるでしょう。

当社の洗練されたホテルは同地域のラグジュアリー旅行市場に新たな側面を加え、特に芸術と自然を愛する旅行客に対し、魅力に満ち溢れた瀬戸内の豊かな文化を満喫いただける、サステイナビリティに配慮を払った、比類なき宿泊体験をご提供いたします。今回の発表はまた、当社がオリジナリティに溢れ、最高級の体験重視型のホスピタリティを提供する、日本国内におけるポートフォリオの拡大に継続して取り組んでいく姿勢を明確にするものです。」

高松および直島のホテル開発会社である合同会社四国まちづくり&おもてなしプランニングの社長 福家 武は次のように述べている。

「デベロッパーとして、高松と直島に誕生する2軒のブティック型ホテルを開発できることを大変嬉しく思います。今回のプロジェクトで、伝説的とも評されるおもてなしを提供することで広く知られるマンダリン オリエンタルと協業できることを楽しみにしています。 当社は、それぞれの地点の特徴を活かした施設作りを行い、お客様がユニークな環境に溶け込みながら、四国と瀬戸内の魅力を体験しながら旅をする周遊型観光を促進してまいります。」

マンダリン オリエンタル 瀬戸内 − 高松(2027年夏開業)計92室の都市型リゾートホテルは、瀬戸内の魅力を発見する旅の拠点として絶好の、瀬戸内の玄関口として知られる香川県の県庁所在地、高松市のサンポート地区に誕生する。国内線はもちろんのこと、アジア地区の主要空港から国際線も乗り入れる高松空港から車でわずか30分程の距離にあり、高松駅を起点としたJR鉄道網も充実している。ホテルからは美しい海の景観をご覧いただけ、瀬戸内海の島々をボートで探索いただくにも最高のロケーションとなっており、館内にはレストランやバー、スパ、ウェルネス施設も完備する予定。
マンダリン オリエンタル 瀬戸内 − 直島(2027年夏開業)日本画に登場するような漁村の中に佇む、全22室のモダンな日本旅館スタイルのホテルで、8百年以上の歴史を誇る名家・三宅家の屋敷がある場所に誕生する。本館建物内に位置する、旅館スタイルのスイートとヴィラに加え、離れ3棟が町に溶け込む形で点在する。それぞれプライベートテラスと日本庭園が併設されており、直島の暮らしに根ざした豊かな宿泊体験を満喫いただける。直島は、1980年代後半から株式会社ベネッセホールディングスと福武財団によってコレクションされた優れた現代アート作品で、瀬戸内海でも広く知られた島の一つ。地中美術館所蔵のクロード・モネの「睡蓮」シリーズや、世界的に知られる建築家、安藤忠雄設計の建造物、草間彌生の代表作とも言える「南瓜」などが特に有名。島内にはANDO MUSEUMをはじめ、安藤忠雄が手がけた作品が点在し、3年ごとに開催される国際的な現代アートの祭典、瀬戸内国際芸術祭では、数多くのアートインスタレーション、展覧会、パフォーマンスが繰り広げられる島。

なお、3軒目のホテルは、瀬戸内にある別の島で、2030年の開業を目指しております。客室数は50部屋で、充実したウェルネス施設も併設する予定です。同ホテルについては将来の適切な時期に発表させていただきます。

プライベート・ヨットツアー      マンダリン オリエンタル 瀬戸内では、ホテルでの滞在体験をより充実させるべく、宿泊客がプライベートヨットで各施設間を移動できる、他に類を見ないクルーズサービスの導入を検討している。同社にとって初の試みとなるこのユニークなサービスをご活用いただくことで、それぞれの島の多彩な魅力と美しい景観を満喫し、忘れられない旅の思い出を作っていただけるはずという。
高松と直島のデザイン       サステイナビリティに細心の配慮をしつつ、マンダリン オリエンタル 瀬戸内では、地域の美しい自然と豊かな伝統を尊重し、讃えることをデザイン・コンセプトに掲げています。四国地域の伝統工芸士・芸術家の方々とのコラボレーションも積極的に模索する一方、業界内で広く知られるデザインスタジオ・スピン社をインテリアデザイナー兼デザインアーキテクトに任命した。ホテルの各所に地域の素材や建築様式が取り入れられる予定。ホテル周囲の環境と調和する空間を創造すべく、山下設計と竹中工務店がリードアーキテクトとして、またソラ・アソシエイツ社にはランドスケープアーキテクトとしてプロジェクトに加わっていただくことになっている。
瀬戸内エリアについて        本州、四国、九州の間に位置する瀬戸内地方は、息を呑むような風景、温暖な気候、独特な食文化、フレンドリーな雰囲気、文化・芸術の宝庫として知られている。瀬戸内海には多くの島々が点在しており、海上でも地上でも、ユニークで豊かなアトラクションや体験が楽しめる旅行地。好奇心旺盛かつ目の肥えた世界中の旅行者を満足させる、多様性に溢れ、魅力的な体験ができる瀬戸内は、日本で最も魅力的な旅行先のひとつ。
■ マンダリン オリエンタル ホテル グループについて         マンダリン オリエンタル ホテル グループは、世界各地で最高級のラグジュアリー・クラスのホテル、リゾート、およびレジデンス施設を所有・運営しており、これまでに数多くの業界賞も頂戴している。アジアのルーツを保持しつつ、グローバル・ブランドへと成長を遂げた現在、25カ国・地域にて38軒のホテルと10つのレジデンス施設を運営している。全ての施設において、アジアの伝統文化と、立地する土地柄と文化を反映する運営哲学を貫いており、現在開発中の新規ホテルやレジデンス施設の案件も数多い。当社はジャーディン・マセソン・グループの傘下企業。マンダリン オリエンタル ホテル グループに関する詳しい情報は、同社のSNSチャンネルおよび公式サイト(www.mandarinoriental.com、メディアセンターを含む)で視聴できる。
■ ホテル開発企業について                     合同会社四国まちづくり&おもてなしプランニングは、高松及び直島でのホテル開発を目的として、四国各県を事業基盤としている主要企業、観光・ホスピタリティ業界において豊富な経験を有する企業である株式会社阿波銀行、株式会社伊予銀行、株式会社サンケイビル、株式会社四国銀行、四国電力株式会社、四国旅客鉄道株式会社、株式会社竹中工務店、株式会社日本政策投資銀行、株式会社百十四銀行の9社が出資し、設立された。
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