【香川の城泊】 丸亀城 延寿閣別館で大名気分を・・・。

5月21日、丸亀城 城泊オープニングセレモニーが開催された。延寿閣別館は、丸亀京極藩六代藩主、京極高朗侯の江戸屋敷から隠居部屋の一部を移築した建物で、木造平屋、延べ床面積約120平方メートル。耐震工事、庭園の改修等をおこない、総工費は約2億円。

城泊は、1泊2日の朝夕食付きパッケージのみで料金は2人利用で126万5000円(税込)。 JR丸亀駅から、人力車で丸亀城へ。江戸時代には時を告げる太鼓を鳴らした太鼓門と呼ばれる大手一の門で太鼓の歓迎を受け、天守閣のすぐ下にある三の門そばの延寿閣別館へと通される。朝は、京極家二代藩主、京極高豊侯の別邸として築庭された中津万象園へ案内され、大傘松を見ながらの朝食が供される。

室内の調度品には、(株)ヴィンテージリバイバル(塩田裕基社長)で特注された京極家の家紋が入った革製品、レターパッドやメモパッド(猪熊源一郎美術館 MIMOCAの便箋封筒、メモ入り)、キーホルダー等に、香川県の漆器等が並び、往時のままの室内は天井や、欄干、飾り金具など凝った意匠が見られる。

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