【香川県坂出市】香川の美味食材 早掘りかんしょ、収穫最盛期〜さぬき讃ベジタブル

さぬき讃ベジタブル「かんしょ」の収穫が7月から始まり、現在、さぬき讃シリーズサポート店(11社78店舗)や産直等に並んでいる。

さぬき讃ベジタブル認定生産者の(株)小原農園(坂出市大屋冨町 小原克啓社長)では、7月5日から9月中旬まで収穫が続く。収穫された「かんしょ」は、坂出三金時の一つで、品種は高系14号。薄く赤い表皮と、ホクホクした食感、さっぱりとした甘さが特徴のさつまいもだ。

同社取締役で、JA香川県坂出園芸センター蔬菜統合部会の小原啓二氏は「3月に定植してから、6月まで曇天が多く、また一度の雨量も多い年だった。毎年、異常気象だが、常に計画的に収穫出来るよう対応している。資材高騰もあり苦労は多いが、7月からは気温も上がり、昨年並みの大きさ、味に仕上がってきている」と話す。

収穫始めは1日で5㎏ケースを300〜400ケース収穫していたが、最盛期には600ケース程になるという。11月頃まで貯蔵し、甘みを増してから販売されるのが一般的だが、早い時期に収穫し、夏を旬に大学芋やスイートポテト、味噌汁にと食べられるのは全国でも珍しい。

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