㈱デベロップ(千葉県 岡村健史社長)が日本全国で運営する新型コンテナホテル「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ・ヤード)」が県内初のグランドオープンとなった。
場所は丸亀市飯野町東分。高松自動車道・瀬戸中央自動車道「坂出IC」から車で3分、JR予讃線「宇多津駅」より車で10分と、国道11号線に面した好立地。
メインターゲット層としては、車利用の長期連泊を目的とした観光客やサラリーマンを想定している。
同ホテルは、コンテナをベースにしたモジュール型の設計により、敷地の特性や地形に応じた柔軟な配置が可能。全室が独立した個室であり、ホテル全体が一棟ではなく、複数のコンテナで構成されているのが特徴。
各部屋が独立しているため、他の宿泊客との接触が少ないことに加え、隣の部屋の音が気にならず、静かな環境で快適に過ごすことができると人気を集めている。
構造面においては、コンテナ型でありながら、防音・防寒対策が施されており、快適に過ごせるよう設計。テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、バス・トイレなど、基本的な設備が整っているため、季節に関係なく快適な滞在が可能だ。
また、災害時には避難所としても機能できるよう防災対策が施されており、万が一の際には被災地まで牽引することが可能。レスキューホテル(避難施設)として利用できることも、大きな魅力の一つと言える。
1泊毎にフロントに備えてある軽食(6種類)一食分と、充実したアメニティも無料で提供されるため、手軽に宿泊できるのは利便性が高い。
その他、共有スペースにはコインランドリー4台、自動販売機を設置しており、快適に連泊できる環境整備に心がけている。
同社は全国で89カ所のコンテナホテルを展開。県内では11月に坂出市でもオープン予定となっており、安心・安全の宿泊施設として今後の動向に注目していきたい。
チェックイン15時〜22時、チェックアウト10時。客室:45室(ダブル39室、ツイン6室)。駐車場50台完備。
料金:ダブルルーム(一名 6200円/泊〜、2名 8700円/泊〜)、ツインルーム(一名 6200円/泊〜、2名 9700円/泊〜)。 ℡0877-85-7131