【中四国1位に丸亀市】全国の働く世代2万人に聞いた本音の「住みよさ」ランキング「シティブランド・ランキング ―住みよい街2023―」発表

日経BP(東京都港区、吉田直人社長)の調査・研究・コンサルティング部門である日経BP 総合研究所は8月22日、ウェブサイト「新・公民連携最前線」https://project.nikkeibp.co.jp/ppp/)において、「シティブランド・ランキング ―住みよい街2023―」を発表した。
働く世代2万人を対象としたアンケート調査の結果、ビジネスパーソンが考える住みよい街の首位は武蔵野市(東京都)。以下、2位・千代田区、3位・中央区、4位・港区、5位・文京区と続き、上位5位までを都内自治体が占めている。またトップ10のうち、都内以外の自治体は、6位・長久手市(愛知県)、7位・名取市(宮城県)、8位・西宮市(兵庫県)の3団体であった。

「新・公民連携最前線」では、「シティブランド・ランキング ―住みよい街2023―」のトップ200ランキングや、エリア別(全国6エリア)の住みよい街ランキング、その解説などを公開している。

エリア別ランキングでは、北海道・東北エリアは名取市(宮城県)、関東エリアは武蔵野市(東京都)、中部エリアは長久手市(愛知県)、近畿エリアは西宮市(兵庫県)、中国・四国エリアは丸亀市(香川県)、九州・沖縄エリアは福岡市(福岡県)と太宰府市(同)が、それぞれ1位となった。

<参考>「シティブランド・ランキング ―住みよい街2023―」エリア別トップ3

北海道・東北トップ3●1位・名取市(宮城県) 2位・札幌市(北海道) 3位・白河市(福島県)

関東トップ3●1位・武蔵野市(東京都) 2位・千代田区(東京都) 3位・中央区(東京都)

中部トップ3●1位・長久手市(愛知県) 2位・蒲郡市(愛知県) 3位・豊田市(愛知県)

近畿トップ3●1位・西宮市(兵庫県)2位・生駒市(奈良県)3位・泉佐野市(大阪府)

中国・四国トップ3●1位・丸亀市(香川県) 2位・廿日市市(広島県) 3位・三豊市(香川県)

九州・沖縄トップ3●1位・福岡市(福岡県)*1位・太宰府市(福岡県)*3位・宗像市(福岡県)*福岡市と太宰府市は同スコア

「シティブランド・ランキング ―住みよい街2023―」掲載URL

ビジネスパーソンの「住みよい街」は?――全国自治体を8分野・39項目で評価
日経BP総研が運営するウェブサイト「新・公民連携最前線」は、働く世代を対象に調査を実施し、「シティブランド・ランキング―住みよい街2023―」のTOP200をまとめた。全国の20代以上のビジネスパーソン2万1941人が、実際に自分が住んでい...

【調査の概要】

2023年5月18日~6月7日の間、ウェブ調査にて実施。「日経ビジネス電子版」登録者を中心に、日経BPと日経BPコンサルティングの調査モニター、提携調査会社のモニターに対して電子メールで告知し、20代以上のビジネスパーソン(有職者=働く世代)2万1941人から有効回答を得た。

実際に住んでいる街/直近で住んでいた街(全国の市および東京23区)に対する「住みよさ」について尋ねたもの。具体的には、「安心・安全」「快適な暮らし」「生活の利便性」「生活インフラ」「医療・介護」「子育て」「自治体の運営」「街の活力」の8分野・合計39の評価項目について尋ね、その回答の集計結果を「住みよい街2023」としてランキングにまとめた。

39項目の主な内容は、「治安がよい」「公園が多い」「繁華街へのアクセスがよい」「公共交通機関が充実している」「病院や診療所が多い」「教育機関が充実している」「多様な地域参加の機会がある」「街に活気がある」など。それぞれについて5段階で評価を尋ねて加重平均値を算出し、39項目のポイント合計値を偏差値化してランキングを作成した。

また、8つの分野ごとのスコアは、各分野を構成する項目のポイント合計値を偏差値化したもの。今回の調査結果は、現在の居住者と直近の居住者による回答者の合計が20人以上となる346市区のデーを基に作成した。

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