【企業版ふるさと納税】穴吹エンタープライズが、三豊市の放課後改革に寄付金を贈呈

 穴吹エンタープライズ㈱(高松市 三村和馬社長)は、企業版ふるさと納税により、三豊市放課後改革に対して寄付金を贈った。

 少子化が進行し、生徒の少ない中学校で多くの部活動が成り立たない状況になっており、三豊市も例外ではない。そこで市では、「三豊の子ども達の夢を守る」という目標を掲げながら、三豊市以外の自治体でも取り組める仕組み作りを進行中。放課後改革として、学校や自治体の枠、行政と民間の枠を超え、みんなが参加できるプラットフォームの構築を目指している。

 三豊市はこの地方創生の取り組み支援に、企業版ふるさと納税の活用を呼びかけており、今回は穴吹エンタープライズが応えたものだ。

 市役所で贈呈式が開かれ、三村社長、公民連携事業部で三豊市文化会館館長も務める長野良彦氏が、山下昭史市長、大原一仁教育長らの元を訪ねた。

寄贈式で三村社長は「当社は、三豊市から学童保育の運営受託、詫間町の文化施設マリンウェーブの指定管理者をする中で、日頃から三豊市との関係があり、山下市長の教育への思いを受け取っており、学童保育の現場の協業とは違う形で、三豊市の教育行政を支えたいと考え、ふるさと納税を決めた。単なる部活動の地域移行ではなく、未来を見据えた子ども達の校外活動の取り組みが盛んになるよう活用して欲しい」と話した。

山下市長は「今回共感いただいた取り組みは、子ども達の放課後の活動にできる限りの選択肢を用意しようというもの。寄付が、子ども達の未来のために有効活用し、子ども達が様々なチャレンジをして世界へ羽ばたいていけるようにしていきたい」と感謝を伝えた。

 寄付金額は100万円。

企業版ふるさと納税は、同社としては初めてのこと。各自治体の思いを汲み取りながら、今後も同制度の活用を進めていくという。

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