「見せる家」から「集まる場所」へ 〜モデルハウスを地域の拠点に〜 ㈱WELLNEST HOME

 ㈱WELLNEST HOME(愛知県 中谷哲郎社長)は、自社モデルハウス「よはくの家(高松市国分寺町福家甲2869-5)」において、地域に開かれた『オープンルーム』施策が大きな注目を集めている。

同社は、「日本で世界最高水準の家をつくりたい」という想いのもと、2012年に石川組㈱(観音寺市 石川義和社長)と、㈱低燃費住宅を設立。17年に㈱WELLNEST HOMEへと社名変更した。同年には、旭化成ホームズと資本提携契約を締結。

健康で快適、長持ちする世界基準の高気密高断熱の高性能な良い家づくりを提案するハウスメーカーとして、環境への配慮を徹底重視した家づくりに挑戦し続け、一軒家でもエアコン1台で年中過ごせるエコ設計を実現している。

「よはくの家」は22年1月に設立。住まい手が自分らしさを表現できる『余白』をコンセプトに設計されたセミオーダー住宅。

高気密・高断熱・高耐震性能を備え、快適性と安心感を提供しながら、過剰に「つくりこまない」柔軟な空間構成が特徴だ。無垢材や自然素材を用いた内装は、経年変化とともに住まう人の暮らしと調和し、長く愛される住まいを実現している。

今回のオープンルームは、2階のリビングを活用しながら、住宅の機能性や心地よさを地域の人々に体感してもらうことを目的として実施。

地域で活動する料理教室やヨガ、ベビーマッサージなどの講師に対して、無料で会場を提供。これにより、従来わずか4%だった平日の稼働率が、数ヶ月で85.7%へと飛躍した。

同社担当者は「モデルハウスは『敷居が高い』、『営業される場所』というイメージが定着していたが、住宅の価値を〝売る〟から〝体験する〟に変えていきたい」と考えていた。

引き続き、地域の方々が日常的に出入りすることで、住まいの心地よさを自然に体感していただきながら、販売へ繋げていきたい」と方向性を述べた。

一方、同社が全国で展開する19カ所のモデルハウスは、〝試住(しじゅう)〟というユニークな体験型サービスを提供。住宅の購入を検討する前に、実際に住み心地を確かめられる点がユーザーから高い評価を得ている。

3月には、脱炭素社会の実現に向けて、新たに再生可能エネルギー最適化事業「SOLANES(ソラネス)」を始動。

AI搭載の住宅エネルギー自動制御システムを導入することで、エネルギー価格が高騰する現代でも、電気代を気にせず快適で健康な暮らしを提供するなど、今後も同社の試みに注目していきたい。

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