香川県の「さぬきこどもの国・開園30周年記念遊具リニューアル事業」支援のため、2024年９月からSDGs私募債（地域応援型）による合同寄贈プロジェクトに取り組んできた中国銀行（岡山市 加藤貞則頭取）。
活動に賛同した29社の私募債発行総額は25億80百万円にのぼり、10月１日には香川県に対して合同寄贈式を実施した。寄贈品は、『ＫＡＧＡＷＡ』の文字を象った大型モニュメント。
起債企業の代表者はじめ、池田豊人知事、（公財）香川県児童・青少年健全育成事業団の浜田恵造代表理事らが出席。
加藤頭取は「29もの企業に賛同をいただき今日を迎えられた。SDGs私募債の寄贈としては今回が最大規模。モニュメントには、子どもたちの健全な成長、地域の発展を願いながらその想いを託した。経営理念に「地域・お客さま・従業員と分かち合える豊かな未来を共創する」を制定しており、今後も地域貢献に努めたい」。
寄贈企業を代表し谷口建設興業の谷口邦彦社長は「素晴らしい施設の節目に、地元企業として恩返しとなる今回の寄贈に迷うことなく賛同した。楽しいモニュメントが公園に彩りを添え、多くの県民が訪れ健やかな心と体を育んでいく場所になって欲しい」とあいさつ。
池田知事は「30年を機に遊具を更新し、より親しまれる公園を目指している。芝生広場に完成したモニュメントが、撮影ポイントとして来場者で賑わう姿が思い浮かび、わくわくしている」と喜びを表した。
浜田代表理事は「子どもたちが遊び、学び、交流を深める場所にモニュメントが設置され、地域の誇り、一体感を育むことにより、来場者にとっても記憶に残るシンボル的存在になると期待している」と謝辞を述べた。
賛同の29企業は次の通り。
▽㈱朝日段ボール（高松市）▽朝日肥糧㈱（高松市）▽穴吹興産㈱（高松市）▽インターナショナルペイント㈱（高松市）▽㈲オートマックス（東かがわ市）▽㈲兜石油店（高松市）▽国方防虫化学㈱（高松市）▽㈱グローバルセンター（高松市）▽小松印刷グループ㈱（高松市）▽㈱三光エンジニアリング（高松市）▽㈱三祥（高松市）▽三和紙工㈱（四国中央市）▽四国繊維販売㈱（高松市）▽小豆島ヘルシーランド㈱（小豆郡）▽ずゞや㈱（高松市）▽第一機工㈱（高松市）▽大企建設㈱（善通寺市）▽高橋石油㈱（高松市）▽㈱田中海事（小豆郡）▽谷口建設興業㈱（高松市）▽㈲中村興業（高松市）▽奈良電機重工㈱（綾歌郡）▽日東河川工業㈱（高松市）▽㈱白栄会（高松市）▽㈱橋輝（東かがわ市）▽㈱ヒューマンアイズ（高松市）▽㈱ファミリーホーム（高松市）▽吉田飼料㈱（東かがわ市）▽㈱ロジック（高松市）
さぬきこどもの国は、高松空港に隣接する県内唯一の大型児童館として、多くの利用者で賑わう。今年４月に開園30周年を迎え、2024年度より３年計画で屋外遊具のリニューアル工事が進められている。
