香川県産アスパラガス新品種登場 【さぬきのめざめ】出荷最盛期

香川県農業試験場が育成したアスパラガスの新品種『さぬきのめざめ2021』の出願が公表され、2〜3年後には品種登録される見込みとなっている。新品種は萌芽が早く、夏季の高温期でも穂先が開きにくいのが特長。低温期に赤くなるアントシアニンの発生が少なく、濃い緑色で収穫量が多い。

県農業協同組合岡田支店アスパラ部会(岡崎浩二会長)に所属する眞鍋牧場の眞鍋倫明氏は、慣行品種『ウェルカム』に加え、『さぬきのめざめ』『さぬきのめざめ2021』などを、NNハウスと呼ばれる片屋根型の新型ハウスで栽培している。

「新型ハウスは比較的安価で、上部の片側を開閉できるため、夏場でも熱がこもりにくい。自分自身、農業人生をアスパラガスに救われた思いがあり、さまざまな取り組みを試してきた。中東情勢の影響でビニール資材の高騰が懸念されるが、仲間と知恵を出し合って乗り切りたい。昨年は雨が少なく苦労もあったが、出来は例年並みだった。『さぬきのめざめ2021』は萌芽が早く、2月頃からゴールデンウィーク頃にかけては、春芽の柔らかい『さぬきのめざめ』を味わってほしい。油との相性も良く、丸ごとの天ぷらや春巻きもおすすめ」と話し、収穫に精を出している。

県では、紫色のアスパラガス『さぬきのめざめビオレッタ』を含め、『さぬきのめざめシリーズ』として販売促進に取り組んでいく方針。

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