香川県の西域、三豊市と観音寺市で官民連携により活動する「みとよ・かんおんじ発酵礼讃プロジェクト」(川人裕一郎委員会代表(川鶴酒造社長))が4月25日、三豊市の宇賀神社で発足した。

三豊市と観音寺市には、酢、醤油、味噌、酒といった発酵文化が古くから根付いている。全国でも珍しい「どぶろく」を醸造し奉納する宇賀神社(三豊市笠田)や、日本で唯一「麹」を祀ったことが縁起とされる皇太子神社(観音寺市室本町)の存在も、この地域の特色を象徴している。

県内では、古くから小豆島などでの醤油製造文化が盛んであり、全国でも珍しい行政主体の香川県発酵食品研究所もある。 また2024年には日本の『伝統的酒造り』がユネスコの無形文化遺産にも登録去れ、発酵食品や麹に注目が集まっている。
観音寺市文化財保護協会は、両市の麹文化や歴史をまとめた冊子『郷土の発酵食品〜室本麹を中心に』を発行しており、かつて多数存在した麹製造所や地域に残る食文化を記録している。

同プロジェクトでは今後、発酵の歴史や文化を丁寧に掘り下げるとともに、今夏を目標に新たな発酵調味料の開発・販売にも取り組む予定だ。

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