地域の空き家問題の解決を目指す（一社）全国空き家アドバイザー協議会（東京都）の香川県丸亀支部（近藤知史会長）が、７月29日発足し、設立総会と特別セミナーが丸亀市市民交流活動センター（マルタス）で開かれた。民間の有志が立ち上げたもので、地域活性化を視野に活動していく方針だ。全国で68例目。四国内で初めての支部設立となる。
全国空き家アドバイザー協議会は、古民家の再生事業や情報誌の発行を行う全国古民家再生協会（東京）と連携し、各地の実動隊として活動している。
同支部は建築や不動産などに関わる香川県内の６団体らで構成。この日の設立総会では、松永恭二丸亀市長や衆議院議員の大野敬太郎氏らのほか、関係者約40人が参加。今後ますます増えると予想される、空き家の有効活用を進めていく方針を確認した。
