ポリテクセンターが 四国職業能力開発大学校ツアー開催

四国職業能力開発大学校(丸亀市郡家町3202 相良和伸校長)は、丸亀学級の取り組みの一環として、「四国職業能力開発大学校ツアー」を開催した。

職業能力開発大学校は、職業能力開発促進法に基づき厚労省所管の独立行政法人高齢・障害・求職者支援機構が設置。

独立行政法人高齢・障害・求職者支援機構は、求職者の再就職を支援するための職業訓練、中小企業等の社員を対象とした職業訓練や人材育成等の支援に取り組んでいる。

全国に職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)を設置しており、県内では同機構香川支部 香川職業能力開発促進センター(高松市花ノ宮町2-4-3 ポリテクセンター香川)がある。

四国には同校があり、ものづくりの現場で活躍できる高度な知識と技能技術を併せ持つ実践技術者の育成のため、高校卒業者等を対象に専門課程(2年制)と専門課程の修了者等を対象とする応用課程(同)を設置している。

専門課程では生産技術科、電気エネルギー制御科、電子情報技術科、住居環境科、応用課程は生産機械システム技術科、生産電子情報システム技術科、生産電気システム技術科がある。

当日開催された見学ツアーでは、ものづくりに興味のある親子や一般人を招き、同校の特徴や教育訓練について紹介。一般を招いたツアーは今回が初の取り組みとなる。

その後、昨夏、鈴鹿サーキットで開催された「2021Ene—1チャレンジ」に参加した競技用車両の紹介や、実際に生徒が電動車両を走行する姿に参加者から「本当に走っている」「とても実用性があると思う」など、感動の声が上がるなか、ものづくりにおける一貫した技能・技術を披露した。

その他、施設設備や学生の作品、社会人(在職者)向け講座などが紹介され、参加者からは同校の高い技術力を備えた〝ものづくりに〟ついて興味を示す様子が伺えた。

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