
この度の導入はAnother worksとしては92例目、香川県内の自治体ではさぬき市、琴平町、坂出市に次ぐ4例目の連携となる。
特設サイト:https://forseries.aw-anotherworks.com/public-utazu-kagawa
専門的なスキルをもつ複業人材を行政に登用することにより、地方創生を推進
新型コロナウイルス感染症拡大により社会・経済情勢が大きく変化する中で、地方では地域ブランドの育成・移住定住の促進・まちづくり・高齢者福祉・自治体DXの推進などへの迅速な対応が求められ、課題が複雑化している。SDGsに掲げられている「誰一人取り残さない」社会の実現のためにも、自治体はそれらの課題に対し、住民ニーズに合わせさまざまな対応策を打つことが求められる。
有能な民間人材の知見を行政課題の解決に活かし、地方創生に貢献すべく、複業クラウド for Publicを活用し行政に複業人材を登用するサポートを行っている。
【宇多津町と取り組む実証実験の概要】
宇多津町とAnother worksの実証実験では、人口減少対策アドバイザーの1職種で複業人材の募集。人口減少対策アドバイザーは、子育て世代及び子どもの人口増に向けた様々な施策を展開、業務開始後は、約6か月間オンラインで定期的な業務を遂行してもらう予定。
宇多津町長 谷川俊博 氏からのメッセージ
町長就任からこれまで、住民の福祉の増進を図るため、一貫して「住民目線」「町民ファースト」「住民主体のまちづくり」を掲げ、「もしも宇多津町が株式会社だったら」を念頭に日々職務に専念してまいりました。
当町の人口は増加を続けてまいりましたが、令和2年の国勢調査では一転減少しており、人口減少・少子高齢化は喫緊の課題です。
このような中、庁内に人口減少対策プロジェクトチームを立ち上げ対応してまいりましたが、最大限の成果を発揮するためには、行政だけの知識や発想だけではなく、民間におけるプロフェッショナル人材の知恵や技術を取り入れて、官民連携で課題を解決することが重要です。
「近き者説び、遠き者来る」、住んでいる人が幸せになる政治を行っていると、それを聞いて遠方の人がやって来る。この言葉のように、町民の皆様が笑顔で、健康で元気に暮らせ、魅力あふれる宇多津町へ多くの方が訪れるまち、「日本で一番住みやすい町」の実現に向けて、お力添えを賜りますようお願いします。
- 香川県宇多津町 概要
宇多津町は、瀬戸内海に面した香川県のほぼ中央にあり、人口18,388人(令和5年4月1日時点)、総面積8.1km²の小さな町。古くからの伝統を残す既成市街地と、かつての塩田跡地を埋め立てて形成された新宇多津都市の特徴ある二つの顔を有す。
北部に市街地、南部に田園地帯が広がっていて、温暖で雨が少なく、日照時間が長いという瀬戸内式気候を利用して、江戸時代中期から昭和47年の製塩業廃止まで全国屈指の塩の町であり、現在では高い交通利便性を活かし、商業施設等が集積し、香川中讃地域をリードする四国の玄関口として歩んでいる。
住所:〒769-0292 香川県綾歌郡宇多津町1881番地
- 「複業クラウド for Public」とは
専門人材不足の地方自治体が、複業人材登用により地方創生を推進できるサービスです。民間複業人材と自治体職員の協働プロジェクトにより、行政課題・地域課題の解決を実現。