【香川県の農業】環境負荷低減事業活動実施計画 《みどり認定》 第2回の認定証授与式を実施

 「みどりの食料システム法」に基づき、昨年3月から香川県内すべての市町と共同 で「香川県みどりの食料システム基本計画」の策定が始まった。同年4月から農林漁業者が作成する、環境負荷低減事業活動実施計画を都道府県知事が認定する、いわゆる「みどり認定」を実施している。

例えば、野菜栽培においては、緑肥作物のすき込みによる土づくりや、化学肥料・化学農薬を使用しない栽培管理などの取り組みが行われている。

3月22日、香川県庁にて、第2回目となる認定証授賞式がおこなわれた。池田知事から 18 名(9市町)の農業者に認定証の授与が行われた。昨年8月に認定された7名と併せると、香川県における認定者は 25 名(11市町)となった。

◆認定者の取り組み品目: 水稲、麦類、野菜(ブロッコリー、ホウレンソウ、レタス等)、果樹(キウイフルーツ、みかん)、花き(カーネーション、ラナンキュラス)など

◆主な取り組み内容: : ①土づくりと化学肥料・化学農薬の使用低減           ②水稲栽培における中干し期間の延長による温室効果ガスの排出量削減          ③施設園芸におけるヒートポンプや保温資材等の利用による温室効果ガスの排出量削減   ④土壌改良資材(バイオ炭)の施用による土壌への炭素貯留の促進             ⑤麦類における硫黄コーティング肥料の使用によるプラスチック資材の排出抑制 など

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