【高松信用金庫】設立の『たかしんリーダーズクラブ』が活動をスタートして1周年を迎える。

高松信用金庫(大橋和夫理事長)が設立した「たかしんリーダーズクラブ(喜久山知哉会長(㈱日進堂 代表取締役社長))」の活動1周年記念講演会・交流会がこのほど、THE CHELSEA(高松市香川町)にて開かれた。

たかしんリーダーズクラブは、信用金庫の強みである「Face To Face」を活かし、他金融機関ではできない取引先に寄り添った支援を行うべく、昨年4月に設立。

会員相互の緊密な連携のもと、「出会い」と「学び」を創出することで、経営者の資質の向上に寄与し、企業の発展を図るとともに、地域社会の繁栄に貢献することを目的としている。

運営は、全国の金融機関と提携し、中堅中小企業向けに各種経営支援サービスを提供するインクグロウ㈱(東京都)と連携しながらマネジメントに努め、会員同士の異業種交流会を通じて、会員間の連携やビジネスマッチング等、今後のビジネスに繋がる機会の創出にも繋げている。

当日、同クラブ会員約90名と同金庫役職員等が出席。

開会にあたり喜久山会長は「8月に発生した日向灘地震や、台風10号などの被害状況を見ると、香川県は災害が少ない県と言われている。しかし、各家庭においての備えを万全にするとともに、社員全員の避難訓練や連絡網の作成など、企業として災害への防衛策に取り組むことは必要不可欠」と警鐘を鳴らし、災害に負けないための社内規定の重要性を述べた。

続いて、東日本大震災復興に関する経済産業大臣表彰、ものづくり日本大賞・経済産業大臣賞などを受賞した㈱浜野製作所(東京都)代表取締役 CEOの浜野慶一氏を招いた講演会を実施。

講演では、自身がものづくりの業界に入るきっかけとなった父との思い出、経営難という逆境に遭遇したできごとを述懐。

「従業員に常日頃の感謝を持って共に働き、必ず還元できる会社に成長することに加え、夢・自己実現等、希望と誇りを持った活力ある企業になることが、社長としての使命感を持つきっかけとなった」と述べた。

その後開催された懇親会では、会員・役職員が互いに親睦を深めるなど、交流会は盛況のうちに幕を閉じた。

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