小豆島・オリーブ畑から〜(株)小豆島岬工房

小豆島ふるさと村から徒歩5〜6分。オリーブ畑に囲まれた小道を抜けた先に、(株)小豆島岬工房(小豆島町室生甲一六七 土居秀浩社長)の工場と直売店がある。12月14日から、今年産の「味咲(みさき)」が販売をスタートした。

「味咲」は、土居社長が和食に合うようにと、毎年ブレンドして作られる商品で、小豆島産エキストラバージンオリーブオイル、112g、3672円(税込)。最近では、2022年に開催された全国オリーブサミットinひおき「オリーブオイル品評会」で農林水産大臣賞を受賞。そのほか、ロサンゼルス国際エキストラバ—ジンオリーブオイル品評会など受賞多数。 現在、同社の畑には30品種ものオリーブの木々があり、日々、オリーブの木と向き合っている。

「ここ数年の酷暑で、品種によっては栽培が難しくなったものもあった。根が痛んだり、生理落下が増えたりと苦労もあったが、オリーブの木々も順応してきたと今年は感じた。人間が採油時に気を付けてやる事はあるが、去年に比べても順応性の高さを改めて感じた」とオリーブの木々との対話を続けている。

今年は、香川県「さぬき讃レモン」の登録生産者にもなった岬工房。レモンの栽培本数はまだ少ないが、商品「小豆島産レモンオリーブオイル 檸檬」(112g 3996円税込)は、今年で7年目を迎える人気商品となっている。今年は2500本の数量限定品。

「フレーバーオイルは、後からブレンドすることが多いが、岬工房では、ざく切りにしたレモンとオリーブの果実を一緒に採油機に入れて作っている。レモンは爽やかさが特徴なので、オリーブも水分と一緒に辛みなどの特徴が抜け切らない品種を選んでいる。全体としてスッキリ感を強調したいと思っている」と土居社長。同社では、全国の百貨店催場等での販売もおこなっており、全国から、今年はいつ?との問い合わせも多い。

https://misaki-koubou.jp/

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