マリモハウスとして活動開始

㈱ユーリックホーム(高松市木太町三八四一-五)はこの度、マリモグループの不動産事業再編に伴い、8月1日付けで㈱マリモホールディングス(広島県 深川 真社長)傘下のハウスメーカーである㈱マリモハウス(広島県 向井芳典社長)と組織を統合の上、社名を「㈱マリモハウス 高松支店」に変更し、新たな企業活動のスタートを切った。

同社は創業32年を迎えるなか、地域に根付いた信頼できるハウスメーカーとして注文住宅、分譲建売住宅の販売等に尽力。

本社西隣の常設住宅展示場『住まいのゲストコート ユーリックタウン』、展示場内カフェ『Brew Me COFFEE&TEA TAKAMATSU』のオープンをはじめ、分譲事業を通じ、近隣の教育機関や団体等へ子ども達の教育・身体発育・安全対策に役立つ物品の寄贈や、周辺地域の清掃活動などを行う「つなぐ和が香川プロジェクト」を通じ、地域貢献にも取り組んできた。

新業務執行体制では、前代表取締役社長の天野浩介氏が代表取締役会長に就任し、引き続き経営の舵取りを行っていく。

「32年間、微力ながら香川県に貢献してきた会社に幕を下ろす形になり、オーナーの皆様に寂しさを与えてしまったことに責任も感じております。ですが、マリモハウスになっても、これまでと同様に弊社のお客様であることは変わりません(天野会長)」

今回の組織統合により社名変更となったが、既存オーナーにはこれまで同様に、アフターサービスや各種保証体制、住まいに関するお困りごと等の対応は継続していく。

今後の企業戦略として、「企業としてブラッシュアップを図るために、香川県と広島県をつなぐ〝瀬戸内全域〟に展開エリアを拡大していく必要性がある」と天野会長は語る。

住宅業界にとって激戦区である瀬戸内圏への出店にあたり、出店地区の家具・インテリア販売店等との企業コラボを図りながら、win-winの関係性の構築と、集客・ブランドのPRを図っていくとのこと。

また、県外でも寄贈活動に取り組むことで、出店エリアでの地域貢献活動にも努めていく。

天野会長は「弊社が家を建てることで、地元に貢献できることを絶対条件とし、地元企業や金融機関の皆様との人脈を活かしながら、瀬戸内エリアにも商圏の拡大を実現したい」と方向性は明確。

新ブランドとしての企業戦略と地域貢献に今後も注目していきたい。

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