【地方自治もデジタル必須】デジタル特命チームを発足!  高松市のデジタル化本格始動へ

社会全体のデジタル化の実現を目指し8月27日、高松市で新しいチームが立ち上がった。「高松市デジタル特命チーム」は、意欲的な職員の公募によるもので、さまざまな部局から市の課長補佐級以下の若手職員を中心に19人が集まった。任期は2021年度末まで。

 

高松市は多様な地域課題についてAIやビッグデータを活用し、生活の利便性を高める「スマートシティたかまつ」を推進しており、特命チームはこの取り組みを進める。デジタル技術を使って、組織の縦割りにとらわれず庁内横断的な検討を行ない、社会全体のデジタル化を目指していく。

メンバーの所属先は消防署、中央図書館、こども保育教育課、交通政策課などさまざま。例えば災害時などに情報をデジタルデータで共有・活用して救助に役立てるなど、これまでにない取り組みの実現に期待が寄せられる。

この日行われた任命式では、大西秀人高松市長からメンバーに任命状が交付され、「これまで気が付かなかった新しい視点、若い人たちの柔軟で自由な発想に期待している」と激励した。

デジタル化でどのように新たな高松市を作っていくのか、取り組みはこれから本格化していく見通しだ。

タイトルとURLをコピーしました