不要になった洋服やカバンなどをアップサイクルするサステナブルな帽子ブランドHCC

日本国内で多数のブランドの帽子や雑貨のOEMを行う株式会社島田(香川県観音寺市 寳田和久社長)は、いらなくなった洋服、小物、ショッパーなどを、この世に一つしかない帽子としてアップサイクルし販売する。

サステナブルブランド「HicktownCraftmanClub(ヒックタウンクラフトマンクラブ)」(以下HCC)のブランドサイトを立ち上げ、企業向けアップサイクルプランを開始した。


依頼企業は不要になった資材をアップサイクルし、社会貢献に活用することでSDGsの取り組みに参加することができる。これまでは不要になった資材は廃棄することでコストと環境に負荷をかけていた企業にとっては、環境負荷を低減した上でSDG12「循環型の消費と生産」を中心とする8つのSDGsのゴールに貢献することができる。

《プロジェクトの背景》
近年急速に進む海洋プラスチック問題やSDGsへの貢献など、環境・社会問題への対応が求められており、日本でも「大量生産・大量消費」という考えが一般的だったのが、サステナブルな社会を目指すため、「資源の循環利用」という意識が重要となっている。

株式会社島田では、必要のなくなった“モノ”を活用するアップサイクルの促進活動を通して、自分たちが関わっている業界に貢献をしていきたいと思い、環境への配慮も考慮したサステナブルファッションブランドとして、HCCを発足させた。HCCを運営していく中で、このアップサイクルの活動が様々な企業の課題を解決し、社会貢献にも繋げることができるのではないかと考え、今回の取り組みをスタートさせたもの。

〈企業向けアップサイクルプラン全体像〉

企業には、これまでは廃棄するしかなかった、生産工程の中で生まれる残資材・残布や売れ残りの在庫、また販促で使用したシーズン性の高いパッケージや紙袋を、株式会社島田にアップサイクルオーダーを依頼してもらう。それ島田にて、帽子や鞄などにアップサイクルする。企業様は、製造されたアップサイクル商品を限定品として販売してもらう。アップサイクル商品の売上を寄付金として活用することで、社会貢献に繋げることができる。

〈サンプル画像〉

◇今大注目のアップサイクルとは
アップサイクルとは、不要なものを廃棄や処分することで発生するエネルギーやコストを減らすだけでなく、過去の思い出や記憶を未来に残すことができるサステナブル(持続可能)なものづくりの新たな方法。 従来から行なわれてきたリサイクル(再循環)とは異なり、単なる素材の原料化、その再利用ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出し付加価値を持たせることを最終的な目的としている。

★社会貢献アップサイクルプランを実施した企業を募集★
詳細は【URL】https://only1.design/hicktowncraftmanclub/archives/1620
■会社概要
株式会社島田(観音寺市 寳田和久社長)
所在地 : 〒769-1603 香川県観音寺市豊浜町和田乙1876-1
事業内容: 帽子製造販売、服飾雑貨製造販売
資本金 : 100万円、設立  : 2007年 2月

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