【さぬき市×高松信金】観光振興を目的とした3者連携で地方創生に取り組む

 高松信用金庫(大橋和夫理事長)は、さぬき市(大山茂樹市長)との包括連携に関する協定及び、(社福)さぬき市社会福祉協議会(間島憲仁会長)の3者による「『みんなの力で見守り隊活動』に関する協定」を9月6日に締結した。

同協定は、さぬき市及び高松信用金庫のそれぞれが有する人的・物的資源を有効に活用し、さぬき市の地域社会及び地域経済の活性化及び持続的な発展に寄与することを目的としている。

連携項目は次の通り。

▼地方創生に関わる取組▼若者の定住や少子・高齢化社会に関わる取組▼中小企業者支援に関わる取組▼官公振興に関わる取組▼地域の安全・安心に関わる取組▼その他本協定の目的を達成するために必要な事項。

具体的取り組みとして、各種イベントを通じて、未来の香川を担う若い世代の健全な育成のサポートを目的とした「たかしん杉の子会」の会員を対象としたさぬき市の魅力再発見ツアー等の実施を予定している。

また、「みんなの力で見守り隊活動」に関する協定は、3者がそれぞれの立場から連携及び協力し、高齢者等の見守り活動及び支援活動を行うことにより、興理恵者が住み慣れた地域で安心して生活することができる環境を整備し、地域福祉の向上に寄付することを目的としている。

連携項目は次の通り。

▼同金庫の職員が高齢者等の居宅に訪問した際に異変を察知した場合は、さぬき市やさぬき市社会福祉協議会に連絡すること▼高齢者等の生命、身体及び財産を保護するための必要があるときは、さぬき市や同協議会は、警察や消防等に通報を行うこと▼さぬき市、同金庫及び同協議会それぞれに連絡責任者を置くこと。

締結式が行われたさぬき市役所では、大橋理事長、大山市長、間島会長が出席し、協定書を交わした。

締結にあたり大山市長は「多様性を求められる社会情勢である現代で、決まりきったことだけでは住民の皆様のニーズに応えられない。多様な対応が必要とされなか、3者の強みを生かすことで、多くの方の期待に応え、地域活性化につなげていきたい」と挨拶。

大橋理事長は「当金庫も大山市長の地域活性化に向けた熱い想いと行動に共感し、本協定の締結に至ったことは大変喜ばしいこと。

 今後も様々な連携を通じ、地域経済の拡大・交流人口の創出・地域福祉の向上に取り組んでいきたい」と、方向性を述べた。

間島会長は「本協定を契機に、今後も〝誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくり〟の実現に尽力していきたい」と、熱い想いを語った。

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