高松市丸の内に24時間いつでも通える、AIを搭載したフィットネスと屋内ゴルフ練習場が8月20日にオープンする。
高松市がスマートシティ高松の推進に取り組む中、パチンコのG-ONEを営業してきた㈱グランド商事（平山剛社長）が、地域のより豊かな生活をサポートしようとウエルネス事業に乗り出し、今年5月に閉店したG-ONE丸の内をリニューアルして、この度「GRANLAB（グランラボ）高松丸の内」を誕生させる。
↑EGYM(イージム）
目玉はAIフィットネス。同社がアジアで初めて導入したドイツ製の最新AI搭載のトレーニングマシン「EGYM（イージム）」8種類、全部で23台導入。ハブと呼ばれる装置を使うと、身長や体重だけでなく、代謝や柔軟性など20以上の項目が計測できる。それらのデータをもとに「体年齢（BioAgeバイオエイジ）」がはじき出される。これら個人のデータはすべてハブに記録され、さらに各AIマシンとも連動し共有される。
↑ハブ（写真中央の装置）と齊藤常務
そのため、一般的なジムでは、トレーニングマシンの高さや負荷など自分で調整しないといけないところを、このAIマシンは、座るだけでマシンが全て自動で調整してくれる。1回のトレーニングは最短20分で、その人に合った効果的なトレーニングを無理なく継続できる。同社によると、バイオエイジなどすべて数値で可視化されることが、モチベーションの向上につながるという。
また、室内ゴルフ練習場は高松エリア最大級の10打席。天気を気にせず練習できるだけでなく、こちらも最新のマシンを導入している。ショットする様子が2台のカメラで録画されており、自分の動きを確認しながら練習をすることができる。個室VIP打席もあり、そこでは世界のトッププロゴルファーも練習に使っているマシンを使う事ができる。
同社の齊藤周平 常務執行役員は「新しい時代に向かって弊社が貢献できることは何かというのを考えて始めた。初心者向けであり、インストラクターの代わりにAIがいるというところで、始めやすくて続きやすいところが自信を持っておすすめできる。生活習慣病など、地域の健康に寄与したいと思っている」と話していた。
