【『じゃらん』ご当地年越しそば&お雑煮ランキング】 ご当地ならではのユニークさと、意外な食材の組み合わせに驚き!あの香川県からも。

株式会社リクルート(東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)が発行する旅行情報誌『じゃらん』は、「ご当地グルメ(年越しそば・お雑煮)」に関する調査を実施し内容を公表した。https://www.jalan.net/news/article/851689/

 

 

■『じゃらん』ご当地年越しそば(うどん)ランキング

年末年始に食べる定番グルメ「年越しそば」と「お雑煮」。ふるさとの数だけその種類があるといわれる「お雑煮」ですが、実は「年越しそば」も地域ごとに違いがあることをご存知ですか?そこで今回は日本の風物詩ともいえる2つのグルメについてアンケートを実施した。

 ご当地ならではな年越しそば(うどん)1位は沖縄県で広く愛される郷土料理「沖縄そば」が獲得。さらに4位には「年越しうどん」がランクイン、近年では「年明けうどん」という新しいスタイルも登場するなど、香川県の地域性がうかがえる。

1位:沖縄そば【沖縄県】

沖縄県では、「沖縄そば」を年越しそばとして食べることが多いそうです。そば粉ではなく小麦粉だけを使い、かん水で練って作る太めの麺と、豚骨やかつお節からとった濃厚なだしで仕上げたこってりとした汁が特徴で、豚の3枚肉を使う「沖縄そば」や、醤油で煮た豚の赤身肉とかまぼこを細切りにしてのせる「八重山そば」が広く知られています。

2位:わんこそば【岩手県】

お椀に一口大のそばを盛り、給仕の人に継ぎ足してもらいながら食べる「わんこそば」は、お殿様をもてなす料理だったという説もあるのだとか。かつては“年越しわんこ”と称して、年齢の数と同じ杯数を食べる習慣があったそうです。小分けにしたときにツルッと食べられるよう、麺が通常より長く切られているなど、たくさん食べられる工夫がされています。

3位:にしんそば【北海道・京都府】

ニシンの干物“身欠きニシン”を甘露煮にし、そばにのせた郷土料理。京都では明治時代、その“身欠きニシン”を使った「にしんそば」が名物になり、現在でも年越しそばとしてよく食べられています。ニシンの産地である北海道でも、料理方法が紹介されたことをきっかけに庶民の味として定着したそう。京都が淡い色の薄口ダシなのに対し、北海道は濃口醤油を使った関東風が主流です。

4位:年越しうどん【香川県】

香川県では昔から、年越しそばの代わりに年越しうどんを食べる家庭が多く、郷土料理のひとつ「しっぽくうどん」に、季節の野菜など具材をたっぷり煮込んで味わうそうです 。さらに近年では、「年明けうどん」という新しいスタイルも登場。白いうどんに赤いトッピングを添え、1月15日までに食べることでその年の幸せを願う意味があるようです 。

 

■『じゃらん』味の想像がつかないお雑煮ランキング

続いて、味の想像がつかないお雑煮ランキング1位には徳島県「うちがえ雑煮」が選ばれた。全国でも珍しい餅の入らないお雑煮で、硬い豆腐が2つ重なる見た目がインパクトある一品。2位には香川県から「あんもち雑煮」がランクイン。文字通りあんこの餅が入った、甘さとしょっぱさが絶妙なバランスの味わい。そのほか名前からは想像できない、地域ごとのくらしの知恵と魅力が詰まったお雑煮が並ぶ結果となった。

1位:うちがえ雑煮【徳島県】

全国でも珍しい餅の入らないユニークなお雑煮。徳島県三好市祖谷地方で食され、餅の代わりに岩豆腐とよばれる大きくて硬い豆腐を入れるのが特徴です。2つの豆腐をお椀の上に十字に重ねる様子は圧巻のひとこと。食料を保存するのが難しかった時代に、水分の少ない岩豆腐は日持ちする食料として好まれたことから、祝い事や正月などのハレの日に作られるものだったそう。

2位:あんもち雑煮【香川県】

いりこのだし汁であん餅を煮て、白みそで仕立てたお雑煮。家庭円満の願いを込めた丸い輪切りの大根や金時人参が入り、あん餅から小豆あんが溶け出して、塩味と甘みのバランスが独特のおいしさを生み出します。年に一度、正月の特別な料理としてお雑煮に貴重な砂糖を使用したのが始まりともいわれています。

※紹介している内容は2024年11月30日時点の情報。 ※ホームページなどで最新の情報をご確認を。

 

調査概要 調査方法:インターネット調査、調査対象:47都道府県在住20代~50代、有効回答数:1,024名、調査実施期間:2024年10月18日(金)~2024年10月21日(月)、調査機関:インテージ
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