香川県・香川県農業協同組合中央会・香川県農業協同組合・おいでまい実行委員会はこの度、県産オリジナル米「第9回 おいでまい」品質・食味コンクールの表彰式を開催した。
この取り組みは、「おいでまい」のブランド力向上を目的として実施。今回は令和6年10月2日〜11月13日に募集をおこない、61点の出品あるなか、上位10点が選出された。
一次審査は、食味評価機器及び穀粒判別器を用いた玄米分析(上位30点選出)、二次審査では近赤外線機器及び味度計を用いた精米分析(上位10点選出)を実施。
最終審査では、審査員8名による厳正な食味官能審査をおこない、各賞の選出に努めた。
今回の受賞者は次の通り。
▽香川県知事賞 森江寿陽(善通寺市)
▽「おいでまい」委員会会長賞 ㈱KAWASOMEファーム(綾川町)、河野善則(高松市)
▽香川県農業協同組合中央会代表理事会長賞 片井博文(まんのう町)
▽香川県農業協同組合代表理事理事長賞 (農)あぐり四歩市(綾川町)
▽奨励賞 松原茂樹(高松市)、長谷川正志、(農)栗熊日の出ファーム(丸亀市)、堀尾好邦(まんのう町)、國方由美子(高松市)
表彰にあたり池田知事は「昨年も例年通りの猛暑に見舞われる中、今回も美味しいお米を生産されたことに感謝するとともに、県としても農業基盤整備への予算を拡充しながら、これまで以上にブランド力・販路拡大にも進めていきたい」と謝辞を述べ、県産米の普及拡大に意欲を見せた。
おいでまいは、県のオリジナル品種として2013年に栽培されて以降、全国の食味ランキングで最上級の「特A」を6回獲得。評価だけに留まらず、給食にも使用されるなど県内でも広く普及している。