10月6日、JR高松駅の高松オルネ南館3階に、貸会議室「TKP高松カンファレンスセンター」と、シェアオフィス「fabbit高松」の融合施設「TKP fabbit 高松」がオープンした。運営は貸会議室運営大手の㈱ティーケーピー(東京都 河野貴輝社長)。

同社の創業は2005年。六本木の貸会議室を皮切りに、遊休資産の再生を軸とした空間活用ビジネスを展開してきた。現在は貸会議室に加え、宿泊施設やレンタルオフィスなどへ事業領域を拡大。全国で拠点を拡充し、同市場を牽引する存在となっている。
今年2月には㈱システムソフト、APAMAN㈱からシェアオフィス「fabbit」事業を承継し、貸会議室とシェアオフィスの「TKP fabbit」ブランドも展開している。同ブランドとしては、高松が渋谷、博多、広島に次ぐ4施設目となった。

河野社長は「決め手は、四国の玄関口JR高松駅直結という最高の立地。fabbitはスタートアップ企業の支援拠点でもあり、当社としても起業支援に関わっていきたい。また今後は、会議室、シェアオフィスだけでなく、FC展開するアパホテル、リゾート開発なども四国で事業を展開していきたい」とあいさつ。
JR四国の四之宮和幸社長は「地域が求める課題解決には、TKPの力が必要。今後もTKPとのコラボを模索していきたい」、高松オルネを運営・管理するJR四国ステーション開発㈱ 杉浦崇史社長は「ビジネス活性化、スタートアップ企業支援に有意義な施設。高松オルネを拠点に、エリアの価値の向上、ビジネス交流の輪が広がることに期待している」と述べた。

契約面積は607㎡。貸会議室は約45㎡〜152㎡まで5室を用意。最も大きなホールの最大収容数はスクール形式で114 名。
一方、コワーキングスペースは12室で、最大6人まで利用可能なコンパクトな貸会議室もある。高松だけの利用の場合、フリー席が月額13,200円。住所当期、郵便受取などオプションも提供し、様々なニーズに応える。










