一般社団法人熱意ある地方創生ベンチャー連合とスタートアップ都市推進協議会は、2026年5月29日(金)、東京ミッドタウン八重洲(POTLUCK YAESU)にて『地方創生ベンチャーサミット2026』を開催した。

「都市と地域の“共創エンジン”を起動せよ」をテーマに掲げた本サミットには、全国の自治体首長、国会議員、最前線で活躍するスタートアップ経営者ら総勢550名が集結。地方創生の次の10年を見据えた、熱気あふれる1日の様子をレポートする。
地方創生の取り組みが始まって10年。本サミットは、国・自治体・民間事業者がそれぞれの立場から課題を共有し、新たな事例を発信・交流する場として毎年開催されており、今回で11回目を迎える歴史あるイベントだ。
前年の2025年(第10回)には石破総理が登壇するなど、年々その注目度を高めている。今年は「リアル参加限定・録画録音禁止」というクローズドな空間だからこそ実現した、本音の議論が飛び交う全7セッションを展開。会場は立見が出るほどの盛況となった。

また、スタートアップ都市推進協議会の会長が、13年間務めた高島宗一郎氏(福岡市長)から森澤恭子氏(品川区長)へとバトンタッチ。熱意ある地方創生ベンチャー連合の篠永新代表理事とともに、両団体の力強い新体制が発表され、まさに次の時代を創る「共創元年」にふさわしい節目となった。
全7セッションにおよぶ官民トップランナーによる議論の中で、香川県関係者も重要な役割を担った。
観光や起業家支援など、地方創生の先進地として全国から注目を集める香川県三豊市の山下昭史市長が、「セッション6:地方創生×教育」に登壇。

認定NPO法人カタリバ代表理事の今村久美氏、神山まるごと高専クリエイティブディレクターの村山ザミット海優氏らとともに、子どもたち一人ひとりと地域・社会の未来を考え続ける実践者として、熱い想いを交わした。地域の未来を担う「人づくり」において、三豊市が重ねてきた先進的なアプローチや現場のリアルな視点は、会場の参加者からも大きな関心を集めていた。
全セッション終了後には、鈴木康友静岡県知事の「やらまいか!」という力強い掛け声とともに大交流会がスタート。登壇者と参加者が肩書きやセクターの垣根を越えて入り交じり、名刺交換の列が途切れることなく続いた。

参加者からは「地方創生をもっと進めていきたい」「早速アクションに移りたい」「今年参加できなかった同僚を、来年は絶対に連れてきたい」といった声が多数寄せられ、次の10年をつくる新たなビジネスやプロジェクトの種が次々と生まれる、濃厚なネットワーキングの時間となった。
回を重ねるごとに強固になる全国の自治体とベンチャーのネットワーク。いよいよ動き出した「地方創生2.0」の波に、今後も目が離せない。











