【世界的彫刻家 流政之氏の美術館展示】三豊市立詫間小学校5年生が『ナガレスタジオ』(高松市)で学習。

世界的な彫刻家、流政之氏の作品を収蔵しているNAGARE STUDIO 流政之美術館(高松市庵治町3183−1)にてこの度、三豊市詫間小学校(真鍋佳樹校長)の5年生78人が校外学習にて足を運んだ。

この取り組みは、三豊市及び三豊市教育委員会(大原一仁教育長)と(公財)流財団(香美佐知子代表理事)が2022年3月に締結した包括的連携協定の取り組みとして、地域の活性化や未来を担う人材育成に寄与すること等を目的としている。

同財団は、観音寺信用金庫(須田雅夫理事長)の協力のもと、作品設置事業として流氏の作品「サキモリ」を2021年11月に粟島海洋記念公園(三豊市詫間町 ル・ポール粟島敷地内)に設置。

参加した5年生は、流氏及び粟島に作品が設置された背景について学習しており、粟島に設置している作品を夏の校外学習で見学している。

当日、生徒は午前・午後の二部に別れて来場。

生徒達には、お気に入りの作品をタブレットで撮影し、オリジナルのアルバムを作成する課題が与えられ、一人ひとりが気になる作品を実際に触れてみたり、タブレットで友人とともに撮影するなど、芸術の世界観を体感しながら感性を深める貴重な機会となった。

生徒からは「今まで見たことのない作品に触れることができて楽しい。

 流先生の優しい人柄やすごいところを知ることができた」という声が上がった。

同財団の北野京子事務局長は「流が零戦のパイロットであったことから、全ての作品には『戦争で亡くなった方々の鎮魂』と『永遠の平和』の想いが繋がっていることを子ども達に伝えたいことが一つ。

 また、作品に触れることで子ども達の自己肯定感を高めるきっかけに繋げていき、『自分の故郷にはこのような魅力的な美術館があるんだ』と思っていただけるよう、流の世界観を後世に伝えていきたい」と述べた。

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