【サンメッセ香川】職業体験を通し地元の企業を知ろう! お仕事体験スタジアムを初開催

 「様々な仕事を体験し、子ども達に働くことの楽しさを養ってもらう」ことを目的としたイベント、『お仕事体験スタジアム』が8月4日、サンメッセ香川で開催された。

日本人学生、外国人留学生の奨学援助に取り組む(公財)穴吹キヌヱ忠嗣教育基金(高松市 穴吹忠嗣代表理事)の主催。

午前、午後の部を合わせ小学3年〜6年の児童約150名が参加した。

 あなぶきグループから、あなぶき興産、あなぶきハウジングサービス、あなぶきエンタープライズの3社が出展したほか、穴吹学園、金融機関、物流、CATV事業者ほか全15の企業・団体が体験ブースを構えた。

参加児童は、ひとりが各職業ブースで3つの仕事を体験(40分)。

 金融機関のブースはお札の数え方や一億円の重さ体験、リサイクル企業のブースでは新聞紙を使ったスリッパ作りなど工作、通販・スイーツ製造会社でのホールケーキ作り、賃貸住宅仲介業者ブースのお部屋探し案内など、各ブースで体験プログラムが児童を迎えた。

参加した児童は、ブース体験後に撮影した写真を体験シートに貼り、次の体験ブースへと進んだ。体験する児童はもちろん、体験を提供する出展者側もPR、指導に力がこもり、会場内は熱気に包まれた。 

財団事務局の松本伸也氏は「香川県の人口流出が増えているなか、幼い頃から社会、企業、仕事ということを意識するキャリア教育の必要性を感じている。職業体験だけでなく、地元の企業についても知ってもらうきっかけになれば幸い」と話す。来年度以降の継続開催を検討していくという。

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