【高専発スタートアップ】香川から全国へ!高専発AI企業「D-yorozu」がビズリーチでCMOを公募開始

株式会社ビズリーチと国立高等専門学校機構(高専機構)は、全国の国立高等専門学校(高専)の学生が在学中に起業する「高専発スタートアップ」を支援するための連携協定を2025年7月29日に締結した。 この協定は、高専生が起こすスタートアップの成長を後押しし、高専を拠点とした地方創生に貢献することを目指している。


 

協定の主な内容

 

今回の連携により、ビズリーチは以下の形で高専発スタートアップをサポートする。

高専機構は、今後5年間で、全国51校全ての高専から高専発スタートアップを輩出することを目指しています。


 

なぜ高専発スタートアップが注目されるのか?

 

高専は、15歳から専門知識と技術を体系的に学び、実践力を高めることで、社会課題を解決できる技術者を育成する教育機関です。近年は、起業家精神を育むアントレプレナーシップ教育にも力を入れており、2024年度末までに20校から高専発スタートアップが誕生している。

特に、地域に根差した教育を展開する高専の学生は、地域や社会の課題解決に意欲を持つスタートアップを立ち上げることが多く、AIなどのソフトウェアをハードウェアに落とし込むスキルは、地方での市場拡大が期待されており、地方創生への貢献が注目されている。


 

高専発スタートアップが抱える採用の課題と解決策

 

高専発スタートアップの経営者の多くは、10代で起業するため、人材採用の経験が不足しているのが現状。また、在学中の採用活動を教職員だけでサポートするのは難しく、さらに地方での人材確保の難しさも加わり、独自の採用課題を抱えている。

この課題を解決するため、高専機構とビズリーチは、高専のアントレプレナーシップ教育とビズリーチの採用ノウハウを組み合わせることで、高専発スタートアップが直面する採用の壁を乗り越える手助けをする。特に、「はじめての採用」 や、経営経験者・ビジネスプロフェッショナルといったCxOクラスの人材採用 を支援することで、事業成長を加速させる。


 

協定の第1弾:香川高専発AI企業「D-yorozu」が副業・兼業CMOを公募

 

今回の協定による取り組みの第1弾として、香川高等専門学校(香川高専)発のAI企業である株式会社D-yorozuが、転職サイト「ビズリーチ」で副業・兼業のCMO(最高マーケティング責任者)の募集を開始した。

D-yorozuは、香川高専専攻科在学中に柏原悠人氏が同級生と共に起業した企業で、「データ」や「デジタル」を使って「よろず」の課題を解決することを目指している。AI、IoT、ロボットを活用したソリューション開発や、地域企業へのAI・DX支援ツールの提供などを展開している。

今回募集するCMOは、副業・兼業限定とすることで、移住を伴わない柔軟な働き方を可能にし、地方に拠点を置くスタートアップが抱える地理的な採用の難しさを解消し、全国のビジネスプロフェッショナルが関わる機会を提供する。

 

国立高等専門学校機構 理事長 谷口 功 氏は、高専生の高い技術力と社会実装への意欲を評価しつつ、事業成長時の「人材採用」が大きな課題であったことを述べました。今回の協定によるビズリーチの採用ノウハウ提供は、高専生にとって貴重な学びの機会となり、高専発スタートアップの輩出拡大に期待を寄せています。
株式会社ビズリーチ みらい投資プロジェクト 主宰 加瀬澤 良年は、今回の協定がビズリーチのSDGs達成に向けた取り組みの一環であり、高専発スタートアップが日本のイノベーションを加速させる大きな可能性を秘めていると語りました。ビズリーチは、高専発スタートアップの事業成長を全力で支援し、地域社会や日本の課題解決、新たな産業創出に貢献することを目指します。

 


 

ビズリーチは、企業が求職者に直接アプローチできる「ダイレクトリクルーティング」を推進する転職サイト。企業は人材データベースから必要な人材を見つけ、自らアプローチすることで、スピーディーかつ主体的な採用活動を行うことができる。一方、求職者は、これまで知らなかった企業からのアプローチを受けることで、キャリアの選択肢を広げることが可能。

この連携協定を通じて、高専発スタートアップの成長が促進され、日本のイノベーションと地方創生に大きく貢献することが期待される。

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