サッカー選手と対話 若者らがキャリア形成に取組む

あなぶきグループ(高松市鍛冶屋町7−12 穴吹忠嗣社長)は、大手前高松高校の教員や生徒、香川県出身の若手社員と共同で、県内の若者と地域や企業をつなぐプロジェクト「ToBe(トゥービー)を組成している。

その活動の一環として、香川出身の現役プロサッカー選手の溝渕雄志さん(栃木SC所属)をゲストに迎え、「働く大人の学び場ToBe」と題したイベントを、12月20日に開催した。

このイベントは「自分ならでは#〇〇 (ハッシュタグ)の作り方」と銘打って、働く大人やこれからキャリア形成に取り組む大学生向けに開催。自身の個性やセールスポイントについて考え、地方都市の高松から何ができるかを一緒に考える機会の提供を目指した。

終身雇用制に支えられた安定した生き方が幻と消え、働き方の多様化が進んだこの時代を生きる若者。これからの生き方・働き方の可能性を広げるヒントになればとの思いを込めた。

ゲストの溝渕氏は高松市出身の27才。屋島中学校卒業後、千葉県の高校に進学。その後、慶應義塾大学で全日本大学選抜にも選出され、大学卒業後は数少ない香川県出身のプロサッカー選手として現役で活躍。その傍ら、メンズコスメブランドの代表やベーカリー応援のSNSアカウントの運営など、マルチな活動で注目を集めている。

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