(公社)日本サウナ・スパ協会賛助会員でもある合同会社 讃和通商(東かがわ市西村 山西和雄代表)SETOUCHI SAUNA(瀬戸内サウナ)事業部は、屋外型、屋内設置型、ビルトイン型に対応するキャビンサウナ『瀬戸内サウナ行基(ぎょうき)』を発売。差別化を明確にするため、メディカルサウナという発想で提案していく。

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香川県東部には、疫病が蔓延していた奈良時代に高僧 行基が全国行脚しながら讃岐を訪れ造ったと言われている、古代サウナ「から風呂」(さぬき市昭和)があることから、瀬戸内サウナシリーズに「行基」の名称を採用した。
瀬戸内サウナが最初に目指したのは、人もサウナ空間も、ともに元気でいられるサウナづくり。そこで稀少な四国産百年杉の無垢材を内外装に使用する。
さらに、活性水発生装置でマイナス電子を含む活性水を生成しサウナ天井部からナノレベルにしてミスト噴射する「活性水ミスト対流システム」(実用新案特許申請中)、一般的に天井部が高温で足元は低温となるサウナ室内の高低温度差を少なくする「暖気循環システム」(特許出願中)など独自の技術を採用し、メディカル効果を高める。
「瀬戸内サウナ行基はミスト効果で熱さが和らぎ、ヒリヒリ感を大幅に抑制できる。また、暖気の環流システムにより最適な温熱環境となるため、サウナは初めてという方でも入りやすい。自然治癒力を引き出し、健康維持への効果が期待できる」(山西代表)
暖気循環により室内の上下温度差は20度前後まで抑えられるため、ミスト噴射と併用し、サウナ内は中温の70度前後で湿度は約60%となり、高温サウナの爽快感、低温サウナの快適さを体感できるという。
同社では宿泊、温浴施設をメインターゲットに、個人向けなど幅広くサウナの販売に取り組む。
受注生産品で要望に合わせたサイズ、レイアウトに対応し、脱衣所やウッドデッキなどのオプション施工も可能。屋内設置型で308万円より。電気・給排水工事、電気ヒーターは別途必要。
「サウナでととのう経験がしたい」と思ったなら、同社近くに設置しているモデル施設で体験が可能だ。