暮らすように滞在する・・・瀬戸内海、豊島の魅力発掘 MUJI BASE TESHIMA 今日から予約受付

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世界最大級の宿泊予約プラットフォームAibnb(本社カリフォルニア州 以下エアビーアンドビー)に4月9日から掲載されているMUJI BASE TESHIMA(土庄町豊島家浦2358)は、無印良品を展開する(株)良品計画(東京都 堂前宣夫社長)が運営する中長期滞在型施設で、MUJI BASEとしては千葉県鴨川市に続いて2件目となる。

2023年8月にオープンした鴨川のMUJI BASE KAMOGAWAは3、4ヶ月先まで予約が入っている人気施設となっている。ともに、エアビーアンドビーが提唱する「地域に暮すような滞在」、良品計画が提案する「感じ良い暮らしと社会」を体現するプロジェクトの一環となる。
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良品計画のソーシャルグッド事業部担当執行役員の長田英知氏は「約90年前の古民家を改装し、無印良品とインテリアブランドのIDEE(イデー)に、日本の美意識を展開させた施設です。豊島へは美術館等を目的に訪れる人が多いですが、島の自然や人、文化、そういった魅力にも気づいて頂きたい。MUJI BASEを拠点に地域の人と交流し、より深い体験をして、関係人口、移住促進にもつながって欲しい。細い道を歩き、ふとした街の雰囲気に気づき、交流すれば、素晴らしい体験になると考えます」と話す。

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同社では、瀬戸内エリアでの展開を考えていたところ、瀬戸内国際芸術祭2010で作品レストランの運営スタッフ寮に使用されていた古民家を取得。延べ床面積83、36㎡。床のフローリング、リビングとベッドルームの一体化、ダイニングキッチンへの回遊性をよくするため、壁に通路を設けた。

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無印良品、IDEEのインテリアに瀬戸内を中心に岡山、香川の作家の作品の装飾、食器等が用意されている。アメニティは、バス用品等だけでなく、冷凍やレトルト等の食品に加え、豊島で作られている塩、棚田の米、オリーブオイルやコーヒー豆、海苔等の産品に、近所の方が焼くパンなども用意される。全て料金にインクルードされる。

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テレビはなく、ブルートゥース使用可能なレコードプレイヤーを設置し、夜は満点の星空を楽しんで欲しいとのこと。  宿泊は2名〜4名、二泊三日から受付。2名49000円〜(別途清掃費15000円)。チェックインは15時〜17時、チェックアウト10時。3名以上の場合3人目から一泊5000円追加。全室禁煙。

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地元産品は、豊島観光協会で購入可能。手作りパンは、今後お店をしてみたいと言う方から購入し、清掃業務も地元雇用している。訪問者に食べて、美味しさを知って貰い、購入促進していく等、販売方法や全国展開の希望等を聞きながら、同社で担っていく方針。また瀬戸内エリアだけでなく、全国で「地域文化の体感基地」をコンセプトに地域の魅力を再発見するための場所を増やしていく。

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無印計画とエアビーアンドビーは2022年9月に「全国の有休不動産の共同プロデュースをおこない、日本の宿泊施設の多様化と地域のにぎわいづくりに寄与すること」を目的に包括連携協定を締結している。

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